リヒト精光グループに加わり埼玉・北関東エリア対応

ダイカスト製品の高品質化・大型化が進む中で、ダイカスト金型に求められる性能は年々高度化しています。特に自動車関連企業が集積する埼玉県(さいたま市、川越市、熊谷市、川口市、行田市、秩父市、所沢市、飯能市、加須市、本庄市、東松山市、春日部市、狭山市、羽生市、鴻巣市、深谷市、上尾市、草加市、越谷市、蕨市、戸田市、入間市、朝霞市、志木市、和光市、新座市、桶川市、久喜市、北本市、八潮市、富士見市、三郷市、蓮田市、坂戸市、幸手市、鶴ヶ島市、日高市、吉川市、ふじみ野市、白岡市)や、北関東エリア(群馬県太田市・伊勢崎市、栃木県宇都宮市・小山市、茨城県つくば市・古河市)では、生産効率と金型寿命の両立が重要な課題となっています。

ダイカスト金型は、溶融アルミを高温・高圧で繰り返し成形するため、ヒートクラック(熱疲労割れ)や溶損、焼付きといった損傷が避けられません。こうしたトラブルは、生産停止や修理コストの増加につながるため、安定した量産体制を維持するうえで大きな問題となります。

これらの課題に対し、金型寿命を大きく左右するのが「熱処理技術」です。


ダイカスト金型の性能を決める熱処理と冷却制御

ダイカスト金型に多く使用されるSKD61などの熱間金型用鋼は、高温環境下でも強度と靭性を維持する必要があります。しかし、その性能は素材だけで決まるものではなく、焼入れ・焼戻しといった熱処理条件に大きく依存します。

特に重要なのが焼入れ時の冷却速度です。

冷却が遅いと硬度不足となり、摩耗や焼付きが発生しやすくなります。一方で急激すぎる冷却は内部応力を増大させ、割れや変形の原因となります。また、大型ダイカスト金型では表面と中心部で冷却速度に差が生じやすく、組織の不均一がトラブルの原因となることも少なくありません。

そのため、ダイカスト金型の熱処理では「均一かつ制御された冷却」が不可欠となります。


大型ダイカスト金型に最適なGO処理

当社では、この課題を解決するために「GO処理(加圧ガス+油冷却)」による熱処理受託を開始しました。

GO処理は、ガス冷却と油冷却を組み合わせた複合冷却方式であり、冷却の各段階を制御できる点が大きな特徴です。

蒸気膜段階、沸騰段階、対流段階といった冷却プロセスを適切にコントロールすることで、過度な冷却による割れを防ぎながら、高い硬度と靭性を両立します。従来の油冷却では難しかった均一冷却を実現できるため、特に大型ダイカスト金型の熱処理において有効です。

実際の金型検証においても、GO処理はヒートクラックの発生を抑制し、金型寿命の延長に寄与する結果が確認されています。


埼玉・北関東エリアに対応する大型熱処理設備

当社では、

・最大サイズ:1000mm × 1000mm × 1200mm
・最大重量:約1300kg

まで対応可能な大型真空熱処理設備を保有しています。

これにより、埼玉県全域はもちろん、群馬県・栃木県・茨城県といった北関東エリアの中型〜大型ダイカスト金型にも対応可能です。

特に太田市・伊勢崎市周辺の自動車関連企業様や、宇都宮市・小山市の製造業、つくば市・古河市エリアの工業団地からのご相談にも柔軟に対応しております。

また、地域密着型の対応として、集配や納期面についてもご相談いただければ可能な限り調整いたします。


リヒト精光グループとしての対応力強化

このたび、山崎化学エイチ・テイ株式会社はリヒト精光グループに加わり、ダイカスト金型の熱処理分野における体制を強化しました。

これにより、

・高速冷却真空熱処理技術
・GO処理のノウハウ
・大型金型への対応力

を融合し、大型アルミダイカスト金型の熱処理受託を本格的に開始しています。

従来では難しかった大型案件や、ヒートクラック対策・寿命向上を目的とした熱処理にも対応可能となりました。


ダイカスト金型の熱処理ならお任せください

ダイカスト金型の寿命やトラブルは、熱処理の見直しによって大きく改善できる可能性があります。

・ヒートクラックを抑制したい
・金型寿命を延ばしたい
・大型ダイカスト金型の熱処理先を探している
・埼玉・北関東エリアで対応できる業者を探している

このようなお悩みをお持ちの企業様は、ぜひ一度ご相談ください。

GO処理を中心とした最適な熱処理技術により、ダイカスト金型の長寿命化と安定生産に貢献いたします。